コラムの記事
2023.03.31 | コラム
気温もだいぶ上がり、桜も見ごろを迎え
過ごしやすい日が増えてきました。
春の陽気と共に体調も良く、と言いたいところですが
この時期は体調を崩す方が多く
寝違えやぎっくり腰になってしまいました、という
急なご連絡が増えるのも事実です。
ではなぜそのような方が多くなるのか。
春は芽吹く季節といいますが
それは実は体も全く同じで
体の内側の状態が、外側に出やすい季節になります。
冬の寒い時期は血流が悪くなります。
血流が悪くなると、本来外に捨てなければならない
疲労物質や老廃物、不純物または毒素が
体にとどまりやすくなります。
さらに冬は体温との差が開くため
体温を維持するために、自律神経も活発に働くので
自然と体力を使っています。
冬の間の不摂生などがあればさらに
体にどんどん蓄積されていきます。
そして春を迎えると、暖かくなり体が緩み
これまで悪かった血流が良くなると
冬の間にたまったものが、一斉に流れ出します。
これが内臓に大きく負担をかけるのです。
特にこの時期は血流をろ過する腎臓に負担がかかります。
腎臓は大腰筋(直立姿勢を保持する筋肉)と密接な関係があるため
腎臓が弱ると体が崩れます。
それにより他の筋肉がカバーし、こわばることで
ふとした時にぎっくり腰になったり
朝起きたら首が回らないなどといった症状が出やすくなるのです。
体は全てつながっていますので
内臓の問題から体に影響を及ぼすことも多々あります。(内臓体性反射といいます)
他にも、毒素がたまりすぎて体内で分解できず
それを皮膚から出そう体が反応を起こすので
アトピーや肌荒れなども強く出やすくなります。
こういったのも同じ反応ですね。
改善策としては、春は普段より早めに寝ることです。
体もわかっていますよね?春は眠くなります。
睡眠は体を回復させる方法です。
体は回復したがっていますから、その声をちゃんと聞いて
普段より早く寝ることを心がけましょう。
腎臓をうまく働くことができるように
神経の流れを整えてから寝ればさらに回復しやすくなります。
これを読んで、少しでも不調を感じている方がいらっしゃいましたら
早めのケアをおすすめいたします。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
2022.11.30 | コラム
ではどのようにすれば骨盤の歪みを防げるか。
当院では、特に座り方を注意するように指導しております。
足を組む、または足を同方向に向けて座る横座りは
片側の骨盤のねじれを強くさせますので
そのような座り方はおすすめできません。
床に座る場合は正座、もしくは座布団を重ねた
あぐらの姿勢を推奨しております。
あぐらは、膝の位置が股関節より下に来るように
座布団を何枚か重ね
足の重みで骨盤が自然と立つような座り方をされてください。
椅子に座る際は、背中と腰が丸くならないように
お尻を椅子の奥までつけ、背もたれにかかるようにしてください。
腰の後ろにタオルを巻いたものを挟むのも良いでしょう。
お尻が前に滑り腰を丸くする座り方をすると
骨盤の柔軟性がどんどん減り、産道が開きづらくなりますので
ソファなどに座る際は特に注意されてください。
では最後に、ご自身の骨盤がどのような状態かをチェックするための
簡単な検査方法をお伝えします。
仰向けに寝て膝を立て、右、左と膝が床につくまで
左右に足を倒してみてください。
左右均等に倒せれば問題ありませんが
片側の腰だけが浮く・または肩まで浮いてしまう・
倒すと片側に痛みがでる、といった方は骨盤の歪みがある状態です。
特に痛みを伴う場合は、だいぶ歪みが進んでいる状態になりますので
早めのケアをお勧めします。
お母様の健康は、お子様への健康につながります。
~したいけど痛くてできない、調子が悪くてイライラしてしまうなど
体に余裕がないと自分に余裕も持てません。
余裕がないばかりに、子供にキツくあたってしまうなど
そのような悩みを抱えていらっしゃるお母様もたくさんご来院されます。
体と心はつながっています。
少しでもお悩みがある方はぜひ1度ご相談ください。
1人でも多くのお母様のお役に立てますよう、ご協力致します。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
2022.11.02 | コラム
「妊娠してから腰痛がひどくて」
「出産後から今までなかった生理痛が出るようになりました」
など、当院には妊娠中、もしくは出産後のお母様がお悩みを抱えてご来院されます。
女性にとって妊娠、そして出産は体に大きな変化が起こります。
赤ちゃんが育ちやすい環境に整えるための変化、
出産しやすくなるための骨盤の変化、
そして出産後の赤ちゃんを育てるための体の変化など
それはまさに母親になるための、人間の神秘といえるでしょう。
しかしその変化に伴い、体には多くの負担がかかります。
それは骨や筋肉だけでなく、ホルモンや体内環境にも影響が起こります。
妊娠後期にかけ、徐々に恥骨の結合部分が緩んでいきます。
それは赤ちゃんが出てきやすくなるための女性特有の骨盤の変化です。
しかし骨盤が開きやすくなる反面、背骨の支えが不安定になります。
それにより腰や肩の筋肉に負担がかかり、腰痛や肩こり、
また顎の痛みや偏頭痛などの症状が出ることがあります。
月日がたつほど体重も増加していきますので、
骨盤にかかる負担はさらに増えていきます。
そしてそれは母親の体の負担だけでなく、赤ちゃんへの負担にもなります。
恥骨が緩んでも歪みが強いと骨盤がうまく開かない
=産道が開きづらくなるので、スムーズな出産が行われにくくなります。
母子共に負担がかかってしまうので、妊娠前、
もしくは妊娠中の方は骨盤を整えておいたほうがいいでしょう。
また産後は、今度は開いた骨盤がうまく固定されないと
上記のような症状が出たり、女性ホルモンの乱れから
月経痛・月経不順、ケアせずに年数を過ごしていけば
更年期障害なども併発する可能性が考えられます。
産前の方は赤ちゃんに必要な体づくりを、そして産後は赤ちゃんを育てる、健康に過ごすためのお母様の体づくりをしていくことが重要です。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
2022.07.08 | コラム
という質問をいただくことがありますので
今日は妊娠中の施術についてお話したいと思います。
結論から申しますと、妊娠中、または出産後の施術はとても大切です。
妊娠は、女性にとって多くの変化を伴います。
赤ちゃんが育ちやすい体の環境に整えていくことで
つわりや味覚の変化等、多くの体の変化が起こります。
それは骨盤も同様です。
妊娠後期に入ると出産しやすくするために
骨盤が開くように恥骨の結合部分が緩みます。
そのため、骨盤が体を支えるのが難しくなり
その他の筋肉がそれに対応しないといけないため
腰痛や肩こり、偏頭痛が起こりやすくなります。
妊娠中は薬の制限も起こるため
痛み止めなどには頼れません。
なので、体に負担がかからないよう
身体を調整しておいた方が良いのです。
また、骨盤の間をくぐり抜けてくることを考えると
骨盤のねじれが強いと
出産のときに骨盤がうまく開かなくなったり
出産時に苦労される可能性もあります。
上記のことを踏まえると
お母さんのため、そして赤ちゃんのためにも
身体を整えておいた方が良いのです。
もちろん妊娠される前から整えておいた方が良いのですが
当院では妊娠中でも施術は可能ですので
施術を受けることをおすすめしております。
また、産後は恥骨の結合部分が緩んだ状態から正常に戻る際
綺麗にくっつかないと、産後から生理痛がでるようになったり
腰痛がでるようになった、生理不順が起こりやすくなった、など
様々な症状がでてくることもございますので
産後もとても大切です。
当院の施術としては
安定期に入るまでは骨盤にアプローチはせず
骨盤が支えやすくなる状態に整えることで
中期、後期に向けての体づくりをしていきます。
もちろんボキボキといった強い矯正はせず
専用のドロップベッドも使用しません。
身体に負担がかかりにくい妊婦様用の施術を致します。
うつ伏せになれなくても施術は可能ですので
ぜひ1度ご相談ください。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
2022.07.01 | コラム
背骨が歪むことは良いことではない。
皆様もそれはなんとなく理解できている、それは
背骨が歪むと、腰痛や肩こりといった症状が出ることを
どこかで見たり聞いたりしているからだと思います。
しかし、背骨が歪むというのは
実はそれ以上にもっと怖いことがある。
それを知るには
「背骨とはそもそもどんな働きをしているのか」を
理解していないといけないので
今回は背骨の働きについてお話したいと思います。
背骨には、主に4つの働きがあると言われています。
1.体を支える柱の役目
2.身体を動かす機能
3.肋骨と組み合わさり、内臓を保護する
4.神経(脊髄)の保護をする
つまり背骨が歪むということは
これらの働きが出来なくなっていくことを指します。
1つずつ解説していきましょう。
まずは1の体を支える役目。
身体は背骨という柱があり、そこを中心として
約200個の骨が連なっています。
その200個の柱となっている部分が背骨や骨盤となります。
背骨が歪めば、当然骨を支える筋肉に負担がかかります。
それが肩こりや腰痛を引き起こす要因になります。
次に2の体を動かす機能。
背骨が歪み、関節の動きが悪くなると
身体をうまく動かすこと出来なくなります。
それが四十肩・五十肩などの
痛みを伴う動きの制限につながっていきます。
3の内臓を保護する動きは
わかりやすく言うと、骨盤の中にある子宮や卵巣。
骨盤が歪めば、当然その中で守られている子宮・卵巣にも影響が起こり
生理痛や生理不順、生理前症候群といったようなものも
引き起こす可能性がでてきます。
そして、4の神経の保護。
神経というのは、脳と体をつなぐコードの役目をしているもの。
わかりやすく言うと、ドライヤーなどの電化製品をお考え下さい。
電源だけあっても動かないし、ドライヤー単体だけでも動かない。
電源とドライヤーをコードでつなぐことで
ドライヤーは動くのです。
人の体も同じで、脳の命令を神経が伝えていますので
神経がなければ人間の体は動きません。
頭からつながっている神経は、背骨に守られながら下に伸び
背骨の隙間から枝分かれして、体中に伸びていきます。
背骨が歪むと、この神経の流れに滞りが起こり
命令がうまく届かなくなると各部分が正常に働かなくなり
身体が不健康に向かっていきます。
カイロプラクティックでは、神経の圧迫を起こす背骨が
いくつもの病気を引き起こすと考えています。
たかが背骨、されど背骨。
背骨がどれだけ大切か、少しでもご理解いただければ幸いです。
背骨は自分では見えないので
健康になりたいとお考えの皆様は
ぜひ1度検査を受けに来てはいかがでしょうか?
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック