ゆうきカイロプラクティック

コラムの記事

睡眠②

2020.02.07 | コラム

睡眠の姿勢について以前お話しさせていただきましたが、今回は寝具について。

「枕の高さはどうしたらいいですか」
「マットレスを買おうと思うのですが」

 確かに気になりますね。
人生の3分の1を寝具の上で過ごすわけですから。
正しいものを選んでいただきたいと思います。

ベッド等を選ぶときは、仰向けに寝てみて腰やお尻が沈むようなものはあまりお勧めできません。
腰やお尻が沈んでしまうような柔らかいベッドは骨盤に負担をかけ、
腰痛はおろか首などにも悪い影響を与えます。
もし実際に試すことができましたら
ご自身が気持ちいいと感じる硬さのもう一段硬い製品を選んでください。
使用していけばクッションは徐々に柔らかくなりますので
のちに負担がかかってしまうケースもございます。
柔らかいベッドは確かに気持ちいいですが
体にとってはかえって悪いことが多いのです。

次に枕の高さ。
寝ているとき、頸椎の前弯を自然に補正するようなものでないと
頸椎の神経は圧迫を受け、頭痛、肩こり、耳鳴り等の症状がでやすくなります。
また、長年このような神経圧迫を受けますと、頸椎だけではとどまらず
背骨全体のバランスをくずすことにもなります。
また、枕は使いませんとおっしゃる方がおりますが
猫背のタイプは余計首に圧迫がかかるのでお勧めはできません。

人の首のカーブは、半径17cmのカーブが理想曲線と言われています。
正しい位置に首のカーブがある方は
必要以上に首の筋肉が緊張を起こさないので快適な睡眠がとることができます。
しかし、首のねじれや歪みが生じると、筋肉に過緊張が起こり
枕の高低で不快に感じたりかえって筋肉の緊張を強くしてしまうことが多々あります。
朝起きても疲れている、眠りが浅い、なかなか寝付けない。
それはもしかしたら首のねじれが原因かもしれません。
このような方の場合は、首の状態によって枕の合う合わないが変わってきます。
当院では今のお身体に合う高さをお調べしながら、首のねじれを改善し
緊張をおこさない「休める」体づくりをしていきます。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック

生活の中で、「病気」「痛み」に対する意識は強くても
「健康」への意識が薄いのが現状です。
しかし、インターネットの普及により情報が多く入りやすくなったことや
生活は便利になっていくのとは正反対にストレスのたまりやすいこの現代では
今後は「健康」の大切さがクローズアップされていくことでしょう。
さらに、この健康を維持するための「予防」に力をいれていくことが
これからの未来に向けての医療の方向を示していくのではないでしょうか。

カイロプラクティックの1番大切な目的は「予防」であり
それをふまえた上での健康づくりです。
カイロプラクティックの発祥の地、アメリカではカイロプラクティックの制度が確立されており
医師と同等に保険制度、レントゲン撮影、分析、尿・血液分析等を使い
患者さんの健康を分析して背骨を矯正していきます。
患者さんも別に痛いところがなくても、家族全員で背骨のチェックを受けに行くのです。
健康への第一歩はまず背骨が大切ということを
広い国内を長時間運転することの多いアメリカ人は身をもって知っているのだと思います。

カイロプラクティックは背骨のゆがみによる神経圧迫を取り除くことで
本来もつ自然治癒力を最大限に高めることを目的としています。
整体との最も大きな違いです。
もし手術が必要な患者さんがいても
カイロにきて背骨の矯正を受けたほうが術後の経過も良くなると思います。
歯医者に行く前にも、顎関節や頭蓋骨の検査や矯正を受けていれば
歯の治療も正しい形で行われるでしょう。
なので健康のために、背骨のチェックを受けられることをお薦めいたします。

カイロプラクティックに勝る予防はなく、自然治癒力に勝る薬はないのです。
自分の背骨を予防するために、日常生活で行っていることをもう1度見返してみてください。
浅く座って運転したり、真下を向き続けてスマホを見たり...
その姿勢がもし楽だと感じているのでしたら、それは曲がっている姿勢が楽な姿勢になっているのです。
もしその姿勢で痛みやコリを感じているのでしたら、それは体が「悲鳴」をあげているのです。
目の高さが違う、肩の高さが違う、服が片側だけおちてくる、座るときいつも同じ側の足を組む
頬杖をつく手も同じ、靴が片方だけ減る...いくつ当てはまりましたでしょうか?
当てはまった数ほど、ゆがみがあるということになります。
虫歯と同じで、ひどくなればなるほど改善するのに時間がかかります。
早めのケアをお薦めいたします。

袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック

睡眠の姿勢

2019.12.02 | コラム

睡眠。
人生の約3分の1は眠っているわけですが、決して無駄なことをしているわけではありません。
睡眠こそが、体力を回復させる唯一の時間といっても過言ではないのです。
しかし、いくらたくさん寝ても疲れがとれない、朝起きても疲れている、
そんなことを感じているあなたは、睡眠の「質」が悪いのかもしれません。

では、「質」とはどういうものか。
一言でいえば「体に負担がかからない状態で休めていること」になります。
体が緊張を起こさずに眠ることができている。
体に余分な力が入らず、ゆっくり休めている状態が「質のいい睡眠」になります。
なので、今回は良い睡眠の姿勢というのをご紹介します。
(ただし、体の歪みが強くなりすぎると、どんな姿勢で寝ても体の緊張が取れません。
朝起きるとき腰が痛いなど、こういう場合は早めにカイロプラクティックの施術を受けることをお薦めします。)

寝る姿勢について、仰向け、横向き、うつ伏せの3つがあります。
まず仰向けですが、これが1番おすすめする姿勢です。
筋肉が適度にゆるみ、腰椎のカーブを助けるからです。
しかし太った方やお尻の大きい方が仰向けになりますと、腰椎を取り巻く筋肉に緊張が生じますので、
寝るときは膝の下に座布団やクッションをあてがってください。
そうすると腰のカーブがゆるみ、筋肉の緊張も緩和されます。

次は横向き。この場合の注意点は必ず膝を曲げて寝るようにするということです。
膝を曲げないで寝ると、骨盤に負担がかかり、腰痛の原因にもなっていきますのでご注意ください。

最後はうつ伏せですが、これはあまり薦められる姿勢ではありません。
この姿勢を続けていると頸椎、胸椎、腰椎のカーブが減少し、側弯症や腰痛の原因となります。
もし、どうしてもという方がいらっしゃいましたら、おなかと胸の中間あたりにクッションをいれてください。
そうすることによって、腰椎を取り巻く筋肉が緩んでいきます。

いくつか述べましたが、寝る姿勢は実は人によって仰向け、右の横向き、左の横向きと、
その人にあう寝かた、体が回復しやすい姿勢というものも実は存在してます。
これは個々で違いがあり、当院でしか調べることができません。
もし気になるかたは、ぜひ施術する際にお聞きください。
睡眠の際にもう1つ大事な寝具の選び方については、また次に書いてみたいと思います。

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