症例紹介の記事
2021.08.24 | 症例紹介
浜松市にお住まいの八木様。
こむら返りがよく起こり階段を降りるのもツラく、すぐ息が切れる。
自律神経失調症が改善された息子様からのご紹介で来院されました。
問診時に気になったのは、かすれ声。
お話を伺うと、2年前から喘息を発症し、おさまってはまた出たりの繰り返しで、病院で吸入器を使用する度、徐々に声がかすれてきてしまったとのこと。
そのような状態が2年続いていると悩んでおられました。
肺の神経は、カイロでは胸椎の3番目からと考えます。
その箇所が原因か、はたまたそこに負担がかかっているのが原因か身体の状態をみながら、神経圧迫箇所を検査で割り出し施術を行いました。
施術直後から変化を感じられたようで来るたびに体が楽になりますと嬉しい声をお聞きしながら月2回のペースでご来院。徐々にこむら返りも起こらなくなってきました。
通い始めて4ヶ月目の時のことです。
いつもよりさらに素敵な笑顔で来院された八木様。
「先生!喘息の数値が正常値になりました!」
呼気NO検査と言う、喘息診断に使用される検査があり数値が22を超えると、喘息の疑いとなるのですが28あった数値が18まで下がり2年間も数値に大きな変化もなかったので担当医の方も「何かされました?」とびっくりされていたそうです。
それと同時に、高かった血糖値も低下していました。
(薬も飲んでないし、生活も特に変えていない)
声も前よりかすれがなくなり、話すのが楽になったと私も患者様と一緒になって喜びました。
【病気を作る力と治る力は同じ人の力】
【神経を正常に通すだけ。あとはその方の治る力に任せなさい】
20年前、学び始めた時に大師匠から教わった言葉。
転んで擦りむいた傷は、消毒液や絆創膏が治すわけではありません。
治すのはあくまであなたの治る力。それを引き出すよう、私はその手助けをするだけです。
そして、『良くなる』=『予防にもなる』。
カイロはもともと予防医学です。
免疫力を高め、ウイルスや病気に負けない体作りをしていきましょう。
ご来院ありがとうございました。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
2021.06.22 | 症例紹介
「初めまして、小川と申します。」
とメールがあったのは約1か月前のこと。
中学校のお子様を持つ、お母様からのご連絡でした。
息子が幼少期から癲癇(てんかん)を持っており、度々発作が起こり
成長と共にその頻度が増え、それに応じて強い薬を処方され
徐々にその薬の数も増え、発作を抑えながら見守ってきました。
しかし先月、部活中に熱中症になった日を境に
癲癇発作がほぼ毎日起こるようになり、学校にも行けなくなってしまいました。
病院からさらに強い薬を処方され、1日中ボーっとしている、発作が起こる、眠りに落ちる、を繰り返すようになってしまい
さらに腕にしびれが出てしまい、字を書くのも食事をすることもつらくなり
何か改善策はないかとネット検索をしていたところ
当院のホームページにたどり着きました、とのことでした。
病院に行ってもどうにもならない。
希望を持てないというのは、本当につらい毎日を送っていたと思います。
そしてそれ以上に、自分の大切なお子様が辛そうな日々を送っている
親御様もつらい日々を送っていたと思います。
なんとかしてあげたいという思いで施術を行いました。
数日後お母様からメールが届きました。
「施術した日の帰りに息子の左手のしびれがなくなり
次の日、また次の日と
ほぼ毎日起こっていた発作が起こらなくなりました。
本人もすごく元気になったと喜んでいます」と。
症状に改善があったこと、お子様に希望ができたことが
すごく僕自身もうれしかったです。
1週間後にもう1度ご来院いただき2回目の施術。
後日、お母様からメールをいただきました。
「あれから学校に行けるようになりました。
その1週間後には体育祭に参加することができ
部活も再開できるようになりました。
施術から1カ月、まだ1度も発作は起こっていません。」
もちろん、全てがこうなるわけではないと思います。
西洋医学を否定するつもりもありません。
しかし、薬で抑えるだけではどうにもならないことがある
ということが事実あったということです。
「カイロ?あぁ整体みたいなやつね」
「なんでそんなので治るの?なんか怪しくない?」
確かに不思議だと思います。
新しいことが苦手な人もいるでしょう。
でもいつだって、常識を変えるのは一部の非常識です。
現代医療と寄り添える「もう1つの医療」として
病気にならない体作り、「予防医学」を目指したい。
自分の手を通して、実現できていけたらいいなと思っています。
体を診させていただくこと・施術をさせて頂くこと
それは同時に、私の糧、経験となります。
いつも患者様から勉強させていただいています。
皆さんが、僕を先生にしてくださっています。
私を信用していただき、体を預けていただき本当にありがとうございます。
3年目のゆうきカイロプラクティックもどうぞよろしくお願いいたします。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
2021.04.05 | 症例紹介
脊柱側弯症。
さまざまな原因で背骨が弯曲してしまう病気です。
特に成長期である小学校高学年から中学校時代に発生することが多く
思春期特発性側弯症が全側弯症の80~90%を占め、最も多い側弯症です。
その中でも、女子は男子よりも5~7倍発症しやすいといわれております。
以前、症例報告の側弯症の患者様の記事を掲載しましたが
その記事を見て、ご連絡をくださいましたのが
浜松市にお住まいの小学校6年生のお子様を持つお母様。
お話を伺うと昨年の12月に
整形外科の先生から、お子様が側弯症と診断され
成長期のこともあり、親としてとても心配で
色々インターネットで調べていたところ
当院のホームページにたどり着き、ご連絡をくださったとのことでした。
その後ご来院いただき、問診をしてみますと
症状としては特に今は出ておらず
好きな水泳にも支障がないとのことでしたので
2週間に1回のペースでご来院いただき
神経圧迫を起こしているところをいくつか調整して
様子をみることにしました。
そして6回目の施術後、3ヶ月検診でレントゲン撮影があったので
画像を撮ってきていただきました。
左が12月、右が3月のレントゲンとなります。
12月の時より角度が変わってきていますね。
整形外科の方でも、この調子ならということで
次回は半年後の検診となりました。
この結果に、私自身も大変嬉しく思いました。
側弯症は原因がわかっておりません。
ただ、前回の患者様、そして今回の患者様も
少なからず改善がみられました。
またお悩みの患者様がいらっしゃいましたら
お力添えができるかもしれませんので
ぜひ1度ご相談いただきたいと思います。
こちらのレントゲンの画像を使用させていただく際
お母様にご相談いたしましたら
同じ症状でお悩みの方の希望になればと思いますと
大変うれしい、そしてありがたいお言葉をいただきました。
ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
もっと良くなりますよう、尽力いたします。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック
ご紹介で来院された患者様。
腰痛、肩こりでお悩みとのことで、色々お話を伺うと
生理不順もお持ちとのことでした。
生理不順とは、正常の月経周期から逸脱することを指します。
正常の生理の周期は、生理開始から次の生理開始までの間が
25日以上38日以内に入っていることをいいます。
持続期間は3~7日。
逆に、頻回に生理があったり、40日以上来なかったり
期間も2日で終わる、もしくは8日以上続くなど
上記のような状態のことを生理不順あるいは月経不順と呼びます。
こちらの患者様も、高校生の時から生理不順とのこと。
ストレスが重なると、その月の生理が来なかったりなど
精神的問題も体に影響を起こしてしまうようでした。
首、背中、腰、骨盤にそれぞれ歪みがあり
全ての動きをチェックし、検査を重ねると
歪みの原因が骨盤にあることがわかりました。
骨盤の土台が歪んだことで、腰、背中、首のねじれが発生し
それを支える腰、肩の筋肉が緊張を起こし
腰痛や肩こりを引き起こしていました。
そして骨盤、腰からは子宮、卵巣に神経がのびています。
骨盤、腰の骨の歪みが子宮、卵巣への神経の流れを妨害し
正常な働きができなくなっていたため、生理が不順になっていたようです。
施術を重ねると、その月の生理がちゃんと周期内に来るようになり
同時に腰痛、肩こりも感じにくくなりました。
そして、興味深かったのが
患者様は基礎体温を毎日計測しているとのこと。
正常だと、卵巣から排卵されると体温が上昇し
約2週間は高温期が続くのですが
施術する前は、いつ排卵がされたかわからない
不規則な体温を繰り返していたようなのです。
しかし、施術を受けると月経終了後の2週間後に
ちゃんと体温が上昇し、排卵期(高温期)がわかるようになったとのことでした。
ちゃんと排卵されていない=不妊症の問題にも関係してきますので
腰痛、肩こりなどの症状を起こさないことも含め
骨盤、背骨の歪みを整えることは、とても大切なのです。
⇒生理不順でお悩みだった患者様の声はこちらから
2020.08.26 | 症例紹介
背骨は本来、正面から見て真っ直ぐなのが正常です。
これが側方(左右)に曲がってしまった状態の事を側弯症と言います。
側弯症は、特別な原因なく発症する特発性側彎と
生まれつき背骨が曲がっている先天性側彎、
他の病気に伴って起こる病原性(症候性)側彎に分けられ
一般的にはコブ角という彎曲の度合いの指標を用いて診断します。
オリンピックでの活躍が記憶に新しい
ウサイン・ボルト選手も側弯症であると言われています。
原因不明に発症する特発性側彎は、特に思春期の女児に多く見られます。
無症状であることも多く、大人になってから側弯症に気が付くこともありますが
小中学校の健康診断などで、お辞儀をして左右の肩や肋骨の高さの違いから
背骨の彎曲を調べる「モアレテスト」という簡便な検査を行い
早期発見に努めています。
側彎は成長に伴って進行することが多く、早期発見・早期治療が重要で
重度の側彎では腰痛以外にも、神経が圧迫されることで下肢に症状が出現したり
内臓が圧迫され消化器や呼吸器障害などの異常が出現することもあります。
今回ご来院くださったのは女子中学生。
5回の施術後、レントゲンを比べると
角度が10度近く減っていました。
レントゲンを見ると
骨盤の関節面(仙腸関節)が正常に近づいてきており
こういったことが原因で
側弯を起こしていくのではないのかと推測されます。
特発性側弯は、成長期の負担が体にかかって起こるのでしょう。
西洋医学では症状や背骨の状態に応じて変形した骨を削り
神経の圧迫を取り除く「除圧術」や
自らの骨や金属を用いて背骨を固定する「固定術」という術式などが行われます。
結果には必ず原因があります。
側弯にも、側弯にならなければいけない原因が潜んでいます。
身体は無駄なことはしません。
必要に応じて体を正常に保とうとしている「反応」です。
西洋医学では効果がなかった、メスは入れたくない
そのような想いを抱えていらっしゃる方は是非1度、ご相談ください。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック