2023.12.04 | コラム
前回お話したサブラクセーションはどのようにしてできるのか。
大きく分けると2つに分かれます。
それは外的要因と内的要因
簡単に言うと、構造的な歪みと機能的な歪みになります。
外的要因というのは、外側から影響されるものを指します。
○突発的なもの
交通事故、転倒や何かに当たるなどといったケガ、出産など
突発的に体が衝撃を受けるものです。
交通事故によるムチウチで頚椎に問題が起きたり
足をくじいたり肩を痛めたりなど
背骨から離れたところで問題が起きても
それを庇う姿勢をとり背骨を曲げたりします。
出産は骨盤が開くため、骨盤が正常にくっつかなかったりすると
腰痛になりやすかったり、数年後に様々な症状が現れたりします。
○持続的なもの
日常生活や仕事で負担のかかる姿勢をすることで生まれるケースです。
ソファや椅子で足を組んだり
長時間の運転や立ち仕事での傾いた姿勢
スポーツ選手などの長期的疲労、負担なども
体に影響を及ぼしていきます。
内的要因は、内側の影響が体に影響を及ぼすものとなります。
○内臓の問題
自律神経反射の中に、内臓体性反射というものがあります。
例えば、胃が痛いときなど
うずくまるような姿勢を取りますよね。
お腹が痛いと言って、後ろに沿っている方は
いらっしゃらないかと思います。
脳から出た指令は神経を通じて
筋肉や内臓など、様々なところに伝達されます。
その経路は背骨の中を通り
各背骨の隙間から様々なところに向かっていきます。
カイロプラクティックの中では
胸椎5番は胃に、腰椎3番からは
精巣・卵巣に神経が伸びている、など
背骨ごとに支配神経が関連しているという考えがあります。
向かう先の内臓が弱ると、その情報がフィードバックされ
その部分の背骨を曲げるということが起こっていきます。
これは整体にはない考え方です。
他にもストレスなど、内因的要因はいくつかありますが
今回は簡単に説明させていただきました。
これらの複合的な問題が体に表れてきますので
なぜ歪むのか?の問いに、一言で答えるのは難しいですね。
袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック