ゆうきカイロプラクティック

「あなたの背骨、どうなっていますか?」
と聞かれたら、皆さんは何と答えるでしょう。

大半の人がわからない
もしくは歪んでいる、と答えると思います。
そう、自分の背中は見えないのです。
自分の姿勢や背骨がどうなっているかは
自分自身ではわからない。
逆に言えば、それはごまかしがきかないということ。
日々の悪い姿勢や事故やケガ、出産など
その人の生きてきた「人生」が背骨には表れます。

「背骨が歪んでいる」というのは
あまり良いことではないというのは、皆様もご存じかと思いますが
実際、何が悪いのか。
背骨はどんな働きをしていて、歪むと何が起こるのか。
全部を理解している方は少ないと思いますので
今回は、背骨の働きについて少しお話したいと思います。

背骨の働きは大きく分けると3つあります。

1.身体を支える
背骨は人間の体を支える「柱」の役目をしています。

2.身体を動かす
背骨に関節があるため、右を向いたり左を向いたり
前にかがんだり後ろにそったりすることができます。

3.神経を保護
人間の体を司る脳からの指令、それを体の隅々に行き渡らせる神経は背骨が守り
神経は背骨の隙間から出て全身に伸びていきます。


背骨が歪むとどうなるか。
そう、この3つの働きが出来なくなってくるのです。

柱が歪むと、体は不安定になり
筋肉をより使って体を支えるようにシフトします。
それがひどくなればなるほど、筋肉の張り、凝りが強くなり
結果的に腰痛、肩こり、頭痛などを引き起こしていきます。

また、歪みが起こると関節の動きに制限が出てきます。
歪むと関節がうまく機能しなくなるので
どちらかに向きづらくなる、または動かすと痛みが生じるようになります。
四十肩、顎関節症などもわかりやすい症例です。

そして3つ目、脳からの命令が体に届かなくなっていきます。
身体を動かす運動機能や目や耳といった情報を届ける感覚機能
内臓の働きや生きていくために必要な機能(生体恒常性)なども
神経を圧迫する歪みが起こると、正常に届かなくなり
多くの症状を引き起こすようになります。
身体に命令する脳が1番大事ですが
それを届ける神経というのも、同じくらい大事なのです。

日頃の悪い姿勢が、腰痛や肩こりだけでなく
数年後、様々な症状や病気を引き起こすケースは多々あります。
足を組む、椅子に浅く座る、事故や出産後のケアを怠る、などは
その可能性をどんどん上げていきます。

少しでも痛みや体に違和感を感じている方
それは体から発する「危険信号」ですので
ひどくなる前に早めのご来院、または一度ご相談ください。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
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