ゆうきカイロプラクティック

足を組んではいけない。
聞いたことはあるけども、そんなに危険なことではないと思っている方が過半数でしょう。
その証拠に一歩外に出てみれば
電車の中やカフェなどで足を組んでいる人はかなり多く見かけます。

カイロプラクティックの視点から言うと
腰痛の症状をお持ちの方はだいたいにおいて足を組む癖をお持ちの方が多いようです。
当院での待合でも足を組まれてる方もときどき見受けられます。
では、いったいどうして足を組むことが腰痛などの症状を引き起こしてしまうのでしょうか。
「足を組んだら、体にどんな影響があるのか」を考えてみましょう。

まず骨盤の構造から考えていきます。
骨盤は大きく分けて、お尻の部分の三角形の形をしている仙骨(せんこつ)と
右と左の寛骨(かんこつ)の3つの骨から成り立っています。
そして仙骨と寛骨は仙腸関節という関節をもち、骨盤から上の24個の背骨を支えています。

人が立っているとき、仙骨は骨盤から上の体重を寛骨へと2分割する役目を持っており、
体を支える基礎となっています。
仮に人の体を家に例えると、仙骨は土地、寛骨や足は基礎工事の部分となり、骨盤から上が建物ということになります。
つまり、足を組むという行為は
この足場を崩してしまう&土地を傾けさせてしまう
必然的に、その上の家を傾けさせてしまうのです。

そのような状態が癖になれば、
当然仙腸関節もねじれてきてしまうのは想像がつきますよね?
ズレた状態が当たり前になってしまうと、傾いた家を支えるために
腰や肩など全身の筋肉が支えなくてはいけなくなってしまう。
それが俗に言う、「腰痛」や「肩こり」といった症状になってくるわけです。

「何をした覚えがないのに、急に腰が痛くなって」という方も
足を組む癖がありませんか?と聞くと「あります」と平然と答えます。
こういった毎日が、腰痛や肩こりを生む原因になりますので
なるべく正しい姿勢で過ごしていただきたいと思います。
すでに正しい姿勢がキツイ、足を組んだほうが楽となっている方は
痛くなる前に、早めのご来院をおすすめ致します。


袋井市の整体・自然治癒力を高めるカイロプラクティック院
ゆうきカイロプラクティック